銀行カードローンの保証会社は実際には何をしているの?

銀行のカードローンを申込むときに、保証会社がつくことに同意するよう説明されることがほとんどです。この保証会社というのは何をする会社かご存知でしょうか。

例えばどんな会社?
例えば大手の銀行でいうと、三菱東京UFJ銀行のカードローン(通称バンクイック)ならアコム、みずほ銀行のカードローンならオリエントコーポレーションなどが保証会社として付いています。

さてこれらの保証会社は消費者金融業者として独自にキャッシングやクレジットの業務を行っていますが、なぜ消費者金融業者が銀行の保証会社になっているのでしょう。

保証会社の役割

銀行でローンを組んだ場合、当然ですが約束どおりに返済するのが前提です。ですが返済が途中厳しくなり延滞を繰り返してしまうケースも往々にあります。2ヶ月ほど延滞が続くと、銀行から保証会社へ連絡され、保証会社が銀行にローン額を丸ごと支払う代位弁済という手続きが取られます。本来は借りた人が支払うべきのところ、保証会社が債務者に代位して弁済するわけです。すると保証会社は多額のお金を出すかわりに、債務者への○○万円返してもらえるという銀行の債権を丸ごと譲り受け、今度は保証会社から債務者へ弁済額を請求するわけです。

保証会社からは借りれません

消費者金融ではありますが、代位弁済された後は新たに借入れができません。すでに延滞を重ねた結果ですから当然ではあります。以後は保証会社と直接やりとりをすることになり、カードローン審査のときに照会される信用情報機関にも代位弁済の事実が記録されるのです。

消費者金融と銀行の関係

そもそも消費者金融と銀行はどういった関係なのでしょうか。あまり詳しくない方からすると、クリーンなイメージの銀行と消費者金融は遠い存在に感じるかもしれません。

実は数年前から消費者金融が銀行傘下に入るという組織再編が各所で行われているのです。たとえば銀行としては消費者金融ならではの即日融資システムを取り入れ、スピーディに銀行融資の審査を済ませられるカードローンを開発できるというメリットがあります。

手軽に作れるカードローンのCMを見たことがあるでしょう。

もう一つのメリットは、保証会社としての役割です。融資のサービス力を向上させつつ、延滞者が出た場合はすばやく保証会社に代位して不良債権化を阻止し、回収ノウハウのある消費者金融が銀行よりも効率よく督促をかけるという流れを作りました。

反対に消費者金融からすると、ただでさえグレーなイメージを持たれているので大手銀行の傘下という信用度はとても貴重という点と、バックに巨大資本がありますので融資できるキャパシティが跳ね上がるという点が大きなメリットです。

保証会社に代位弁済してもらえるというシステムのおかげで、枠の小さいローンなら銀行も審査ハードルが低くなっていると言われています。返済さえしっかりできれば三者に便利なものだといえるでしょう。