よく言われる「ブラック」とは

良く勘違いされやすいのは、支払いが遅れ気味の人、過去に破産した人の名前、住所、電話番号、借入残高などの情報を一元化した「データ」があると思う方もいるみたいですが、そのような「データ」は存在しません。
(ヤミ金、悪質業者などで言われている「ブラックリストに入っていてもOK!!」なども完全にでたらめです。そのような「リスト」も存在しません。)

実は、「信用情報機関」という一般企業が運営している情報機関があります。この信用情報機関は、会員制をとっており、消費者金融、クレジットカード会社はまずこの信用情報機関の会員となります。そして、この会員となることで、個人の信用情報を照会し、提供することが出来ます。

この「個人の信用情報」の中には、例えば、クレジットカードでの支払い延滞履歴、携帯電話利用料金の支払い遅延、奨学金などの支払い遅延の情報もあります。
これらの情報は、「ネガティブ」情報と呼ばれており、これが事故情報として記録されます。この事故情報が記載されている人が、いわゆる「ブラック」とされている人ということになります。

事故情報内容

事故情報の具体的な内容は以下の通りです。

  1. 延滞
  2. ローン、クレジットカードのショッピング、キャッシングにおいて返済期限までに返済を行わないことを指します。1日程度の遅れなら問題はありませんが、信用情報機関に事故情報として登録されるのはおおよそ2ヶ月以上の延滞がある場合と言われております。これが、事故情報の中で、一番多いです。

    特に見落としがちなのは、携帯料金の未納です。
    以前、私が勤務していたA社でクレジットカードの即日発行をしにきたお客様がいました。
    「自分は今まで延滞履歴もないし、大丈夫!!」と言っていましたが、審査結果は否決でした。お客様は、「納得いかない!!今までクレジットカードでの支払い遅れは一度もないのに。絶対に発行しろ」の一点張り。
    その後、そのお客様とやりとりをしているうちに、以前に携帯電話料金を滞納したことがあるということが判明。これが「否決」になった理由とは言いきれませんが、おそらくこれが理由でしょう。

  3. 代位弁済
  4. 金融会社が債務者ではなく、契約している保証会社に代位弁済を求めて返済を受けたという状態です。住宅ローン(全国保証協会)、家賃支払い遅れの際に発生することが多いです。

  5. 債務整理・自己破産
  6. 法的整理、任意整理両方含みます。

  7. 強制解約
  8. クレジットカード、消費者金融会社などが契約を強制的に解消することを指します。