お試し診断はどこまで信用できるか

お試しなので参考程度に

お試し診断は、現在、アイフル、アコムなどの消費者金融、銀行などが自社のホームページ上で、行っている「簡易審査」ですが、やはりこれはあくまでも「お試し」であり、実際の審査結果とは違いますので、参考程度にとどめたほうが無難でしょう。(もし、10秒から30秒ですぐに融資します!!といった会社があったらその会社は間違えなく怪しいです・・。)

この「お試し診断」は、実施することにより、明らかに申込み不可の人の申し込み件数を減らし、審査部門の業務負荷を減らすことが目的でもあると思います。

お試し診断で、融資できるかどうかを判断材料としているポイントは、おそらく以下の通りでしょう。

①借入残高(他社、自社を含む)が年収の3分の1以下に収まっているかどうか。
②安定した収入があるかどうか。(正社員?アルバイト、パート?専業主婦?)
③年齢
④勤続年数
⑤職種

特に①は、2010年6月に施工された改正貸金業法の「総量規制」に関わってくる部分です。これは融資をする上での法律なので、ここに抵触するようでしたら、いくら年収が髙かろうが、この時点で融資は不可能でしょう。
②は、専業主婦で配偶者の同意が得られない場合は、まず融資できないですし、③についても会社によっては、例えば「70歳以上は申込み不可」などの年齢制限をしている会社もあります。
④、⑤については、会社によって基準があり、一概には言えませんが、勤続年数は、半年以上が望ましいとされています。

相談窓口等も参考程度に

私が、クレジットカード会社であるA社に勤務していた時は、ローン商品を利用するに当たって、このような「お試し診断」はありませんでしたが、その代わりに「ローンの相談窓口」である問い合わせ窓口を用意し、実際にローン商品の申し込みをする前に、この相談窓口に連絡することを即しておりました。

この「窓口」で、お客様の収入、他社の借入残高、件数、借入希望額などを聞いて、簡単に申し込み可能かどうかを案内していました。(もちろん、これから実際の審査はまだあることは伝えていますが。)

とはいえ、この「お試し診断」を行ったとしても、その記録は、個人信用情報機関には記録されませんし、実際に「本審査」を受けた時点で、この申し込み記録が信用情報機関に登録されますので、お金を借りれるかどうかの判断の目安にするには、お手軽で便利な機能ではあります。